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地球環境の教科書10講
左巻 健男

【販売】地球環境の教科書10講

通常価格 €2,00 €0,00 単価 あたり

本書は、次のような3つの使い方を想定して書きました。 -------------------------------- ・大学1、2年生対象のテキストとして ・地球環境問題への入門書として ・中学校・高校などの環境教育の参考書として --------------------------------  そのために、まずは基本的なデータや基本的な知識、考え方を大切にして、簡潔だが理解するのにちょうどよい丁寧さをもった解説を心がけました。世の中には、いたずらに恐怖心をあおり、その結果「どうせ解決できない」と改善の努力を放棄させてしまう動きや、逆に改善の方向を嘲笑してその方向をゆがめてしまうような動きがあります。  私たちは、背後に熱い心を持ちながらも、できるだけクールに地球環境問題を見つめる目(頭)で問題をとらえ、地球環境の改善への方向を語りたいと思いました。  本書の執筆者および検討委員の28人は、環境科学はもちろん、生態学、経営学、科学教育、環境教育の研究や実践、行政など、それぞれの立場から実践的に環境問題に取り組んでいます。  本書がつくられたきっかけは、大学で「地球環境論」の講義を始めた編者の一人が、「講義のテキストになりそうな本をいろいろためしたけれど、“帯に短したすきに長し”で適当な内容やレベルのものがない」と感じたことでした。そこで、環境教育などのメーリングリストに「一緒につくろうという人いませんか」と呼びかけたところ、それに対して、続々と手が上がったため、本書の企画・執筆・編集のメーリングリストを立ち上げて、企画を練りはじめました。執筆の過程では、環境問題について学んだことがない人が読んでもやさしい説明だけど、質は高く、大学のテキストとして自学自習も十分できる本を目指しました。それは“言うは易し、行うは難し”そのものでした。しかし、執筆者・検討委員が全体の原稿を読んで、ときには大きい見地からの意見、ときには細かい指摘などを行い、原稿が仕上がっていきました。そのような意見交換があったからこそ本書には執筆者間の考えの違いよりは共通性が出ていると思います。  本書が地球環境問題を考え、改善の方向を求めて動き出す人たちへのサポートになることができれば幸いです。また、本書を読んで、地球環境問題をさらに深く、あるいは高く学ぼう、研究しようと向かっていく人々にも期待しています。(本書より)

ページ数:255ページ

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カテゴリ: 本, 大人向け, 2022年10月入庫


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