【レンタル】オイディプス王・アンティゴネ (新潮文庫)
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人の運命は計りがたい、 誰にせよ、最後の日を迎えるまでは、それを幸福な男と呼んではならぬ、 苦悩の巷を脱して、黄泉の国に赴くまでは――。 ギリシア三大悲劇詩人・ソポクレスの代表作を、福田恆存の名訳で。 知らずに実の父を殺し、生母を妻とし、ついには自ら両眼をえぐり放浪の旅に出る――テバイの王オイディプスの悲惨な運命「オイディプス王」。国禁を犯して反逆者である兄の葬礼を行ったために石牢に幽閉された、オイディプスの娘アンティゴネの愛と誇り「アンティゴネ」。 アイスキュロス、エウリピデスとともにギリシャ三大悲劇詩人と称されるソポクレスの代表作2編を収める。 目次 オイディプス王 アンティゴネ 解題 本書収録「オイディプス王」より クレオン 私が神から伺ったお言葉をそのままお伝えしよう。われらがアポロンは明かにこう命じている、この国には一つの穢れが隠れ潜んでいる、癒えるはずのないものを隠しておくより、これを直ちに追い払えと。 オイディプス 穢れ、どうやってそれを拭い浄めたらよいのだ? 一体、何のことだ、その穢れとは? クレオン 一人の男の追放を、あるいは、流された血は、血をもって贖(あがな)えとの神託だった、なぜならこの都をあらしの中に投げこんだのは、ほかでもない、その流された血潮なのだからと。(「プロローグ」) ソポクレス sophokles(496頃-406B.C.) 古代ギリシア三大悲劇詩人の一人。アテナイ近郊の騎士階級の家に生れ、恵まれた幼少年期を過ごす。容姿端麗で役者を志したが、声が弱く断念。劇作家に転じ、27歳で競演に初参加、優勝して以来、90歳まで執筆を続けた。123篇のうち7作が残っている。 福田恆存(1912-1994) 東京本郷に生まれる。東京大学英文科を卒業。中学教師、編集者などを経て、日本語教育振興会に勤める傍らロレンスの『アポカリプス』の翻訳や芥川龍之介論などの文芸評論を手がける。戦後は、評論『近代の宿命』『小説の運命』『藝術とはなにか』『人間・この劇的なるもの』『私の幸福論』『平和の理念』等を刊行。また、国語問題に関して歴史的仮名遣い擁護の立場で論じた『私の國語教室』がある。訳業に『シェイクスピア全集』(読売文学賞受賞)の他、ワイルド、ロレンス、エリオット、ヘミングウェイ作品等がある。劇作家、演出家として劇団「昴」を主宰し、演劇活動も行なう。全集に『福田恆存全集』『福田恆存翻訳全集』がある。
ページ数:224ページ
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カテゴリ: 本, 大人向け, 小説, 2025年5月入庫
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